RIXEN&KAUL(リクセン&カウル) の「マルチクリッププラス KF813」の取り付け方法についての記事です。同社のフロントアタッチメント(31.8mmバー対応のKF852・25.4mmバー対応のKF810・25.4mm対応&鍵付きのKF830)にパカッとはめこんで、サイコンやライトをマウントするスペースを確保するためのアクセサリーです。下の写真はパッケージ内容。
▼ フロントアタッチメント「KF852」の取り付け方法についてはこちらの記事で解説しています

KF813は同梱の拡張マウントを左右にねじ込むと、3つのアイテムを装着できるようになります。GPSサイコン・フロントライト(※後述しますが、ライトには不向きなケースがあります)・ベル等が主な用途になるでしょうか。クワッキーのような癒し系グッズを取り付けるのもいいですね。
取り付けにあたっては、ややわかりにくいところもあります。下の写真のように、本体の両脇には「ツメ・ヒレ」のようなもの(英語取説では”lateral supports”=「側壁支持部」となっている)があるのですが、これを「折る」必要がある場合と、ない場合があるからです。
この「ツメ」を「折る必要がない」ケースは、下のような「エクステンションアダプター」をフロントアタッチメントと併用している場合です。シフト・ブレーキケーブルのスペースを確保するために、バッグを少し前方に出すためのパーツですね(これは25.4mm版しかないらしい)。
この「エクステンションアダプター」は、取説では”Distanz Set 43mm”となっています。これと併用する場合は、ツメは折らなくてもOK(というか「折ると外れやすくなるので折らないように」という意味と思われる)。それ以外の場合は、折る。
ただし例外があり、同梱の日本語の取説によると2005年以前に発売されていた旧タイプのフロントアタッチメントでこのマルチクリッププラスを使いたい場合、先述のエクステンションアダプターとの併用がマストで、しかもツメは折るのだそうです。
しかし、このケースに該当する人は今では稀かもしれませんね。基本的に現行のフロントアタッチメントを単独で使うのなら「ツメは折る」ことになります。
実際に取り付けてみましょう。まずフロントアタッチメントを上に「グイッ」と持ち上げます。するとセキュリティケーブルの役割を果たしているワイヤーが下の写真のように緩みます。
緩んだワイヤーと側壁のあいだにマルチクリッププラスKF813を差し込みます。
下まで差し込むと、下部のツメが両サイドをクリップのように挟んでくれます。
クリップを入れ終わったら、フロントアタッチメントを再び下に押し下げて、ワイヤーにテンションをかけます。これで完了。ワイヤーにも挟まれることでより脱落しにくくなる仕組みです。筆者の場合、KF813のおかげでGPSサイコンが見やすくなりました。
しかしこの自転車(Tern Crest 関連記事一覧)で最近愛用しているOrtlieb Handlebar-Pack Plus(ハンドルバーパック・プラス)は、背が高いのでVOLT800のようなライトは前方を遮られて使えません(写真下)。頭の低いバッグでないと、ライトを設置しても無意味です。私の場合このフロントバッグを下にあるバスケットに置くこともあるので、その時はフロントライトも使えます。
しかしフロントライトは、この自転車では基本的にハブライトホルダー+CAT EYEのフレックスタイトブラケットで使うようにしています。あまり重いライトを常時ここに取り付けていると振動で緩んでくることも稀にあるのですが、暗くなってから数時間使う分には全く問題ないです。
KF813は「ツメ」を折る必要があるかどうかで少し困惑させられますが、エクステンションなしのフロントアタッチメントに取り付ける時は「ツメ」があるとそもそもひっかかって入りませんから、現物を見ると悩まないと思います。あと両脇の拡張マウントはブルベ等でサイコンを複数台マウントする時などに活用できそうですね。使わなければ取り付ける必要はないです。




















