シングルスピードで激坂をどこまで登れるか

ひとはシングルスピードで激坂をどこまで登れるのか…というかそれはギア比と斜度の問題ではあるのですが、とりあえずこの方をご覧ください。固定ギアのシングルスピードバイクでかなりの激坂を駆け上がっていきます。

最後のほうでは道をジグザグに走ることで斜度をゆるやかにする走法が駆使されています。普通にクルマの往来がある道だとこの走法は危ないのでやってはいけないのですが、それはさておき、この方のギア比はどのくらいなのだろうと思いました。

拡大しないとわかりませんが、フロント46T前後、リア16T前後かな。

いずれにしてもすごい。貧脚の私はこの坂、この自転車では半分も登れないと思います。

この動画が撮影された場所は不明ですが、最後のほうで”Fresno”という看板が見えるので恐らくアメリカ・カリフォルニアのフレズノー近郊かもしれません。メッセンジャー文化の盛んなサンフランシスコのわりと近くです。サンフランシスコは「坂の街」としても有名で、こんな感じのすごい坂をよく通った記憶があります(ただしクルマ)。

いつかシングルスピードの自転車で乗鞍とか車坂峠とか走ってみたいなぁ、と思い、そのテストとしていくつかのギア比で東京のいろんな坂を走ってみました。東京23区内にも実はこの動画に匹敵する激坂はいくつか存在します。距離自体はこんなに長くなかったりするのですが、東京の新宿区、市ヶ谷や四谷あたりで少し路地に入ると斜度20%以上の坂がいくつかあるのです。

車坂峠(チェリーパークライン)筆者撮影

たとえば車坂峠には20%を超すセクションは私が知る限り存在しないので、こういうわりと近所でのテストはなかなか参考になるのです。東京都心はこういう坂、結構多いです。北部も少しあるかな。千葉寄りの東部は少ないような気がします。こういう坂をコレクションしてみるのも面白そうです。

先日そういう坂のひとつで46×20、ギア比2.3で挑戦しました。するとあえなく撃沈でした。

変速機のある自転車なら、ギアを軽くしてクルクル回してこんな坂でもゆっくりと余裕で登っていけます。しかしシングルスピードではそうはいかないので、自分の脚力がかなりはっきりとわかって面白いです(パワーメーターでもそれはわかるけれど、また違った面白さがあるような気がします)。

ちなみにフリーホイールではシマノの場合最大が20Tです。それより軽いものが欲しい時はホワイト・インダストリーズに23Tがあります。CBNにはLZPT2IBさんによる17Tのレビューがあります。

CBN Review White Industries ENO フリーホイール

23T、使ってみたいなぁ。私が持っている最大フリーホイールはシマノの20T。これ、無音で気持ち良いフリーホイールです。最高級品はもっといい、みたいな話を聞きますが、凡人の私にはこれでも素晴らしすぎる製品。

こういうのをいろいろ揃えていくのがまた楽しんですよ、シングルスピード。ロードならカセットの中にいろんなスプロケットがはいっていて、それをカチカチと選べばいい。ギアを変えるたびにホイールをひっくり返したりだとか、家でコグを交換するとか、なんでそんなめんどくさいことしてんの、と思う方もいるかもしれませんが、楽しいですよ。

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