私がTRP HY/RDばかり使うようになってきた理由

TRPの油圧・メカニカルハイブリッドディスクブレーキ、HY/RDを愛用しています。これ、やっぱりすごく良いですよ。

TRP HY/RD

特徴やセットアップの詳細は以前下の記事で紹介しました。

TRPのメカニカル・油圧ハイブリッドディスクブレーキHY/RD(HY-ROAD)を使いはじめました。セットアップのコツや使用感などをご紹介し...
TRPのHY/RDという油圧・メカニカルハイブリッドブレーキは大変便利な製品なのですが、キャリパー側の調整代が少ないので、組み合わせるブレー...

これ以外に油圧ディスクブレーキのTRP Hylex RSというものも使っています。これは下の記事で詳しく書きました。

グラベルロードでTRP Hylex RSという油圧ディスクブレーキを使っています。変速なしのブレーキレバーです。グラベルを組む時はフロントシ...

フル油圧のHylex RSの絶対的な性能はやはり素晴らしいです。

ですが、最近はHylex RSのかわりにHY/RDを使うようになり、現在は2台のバイクにHY/RDを導入しています。その理由はなぜかというと…

頻繁なハンドル交換があるとメカニカルのほうがラク

ハンドルをよく交換するのです。いつか落ち着くと思いますが、グラベルロード用のフレアハンドルをいろいろ試したり、たまにフラットバー仕様にしてみたりと、頻繁に換えています。

するとメカニカルワイヤーのほうがやはり断然時間が早いんですよね。

フル油圧の場合、ハンドルの長さにあわせてホースカットする必要があることが多く、そうするとブリードのやり直しです。あとはホースをフレームに内装するタイプだとやはり一旦外すので基本的にリブリードが発生します。

ホースカットしない時はごく稀にエア噛みが起こらないこともあり、その時はラッキーだったりするのですが、基本的にやり直しになってしまいます。

油圧ディスクブレーキのブリーディング自体は、原理と手順を覚えてしまいさえすれば、焦らずゆっくり作業すればショップに依頼せずとも個人レベルでできる作業です。

そのため作業自体はなんとかなるのですが、いかんせん時間を取られます。土曜の夜に短時間で作業して翌朝出かける、というのが難しかったりします。

一方メカニカル・ディスクブレーキであれば、アウターケーブルとインナーケーブルの交換・処理はリムブレーキのそれとほぼ同じです。

TRP RRL SR

TRP RRL SR

関連記事 TRPのクラシックなブレーキレバーRRL SR

TRP HY/RDはキャリパー部が油圧式ですが、メカニカルワイヤーで動作する仕組みです。年に1〜2回はキャリパーのリブリードが発生するとしても、ワイヤーの交換時は何もする必要がありません。

勿論、フルメカニカルは油圧に比べて性能が大きく落ちると言われますが(ただTRP SPYREなどはかなり評判が良いですね)、HY/RDはフルメカニカルより断然良いです。

そのうえ十分に満足できる性能

せっかくディスクブレーキを使うのだから、良い性能のものを使いたい… と思うわけですが、実際にフル油圧のHylex RSと油圧・メカニカルハイブリッドのHY/RDを使い比べてみて、あくまで私にとってはですが、

HY/RDでも全然不満なし!

というレベルの製品なのです。

放っておくと60km/h以上出てしまうような峠の下りでも、フル油圧とほぼ変わらない握力で同じ制動力を得られる感じです。勿論これは個人によって印象が違うでしょうし、どれだけ攻めた走りをするかによっても違ってくるでしょう。セットアップによっても変わると思いますが、私レベルのお気楽サイクリストには必要十分な仕上がりです。

ちなみに輪行時にメカニカルのほうが有利かというと、それは特にないように思います。フル油圧でも輪行時にエアが噛んで困る、という経験は今のところありません。シマノなどは公式にはバイクを倒立してはいけない、と言っているようですが、心配な場合はブレーキレバーをゴムバンドで握った状態にしておくなどすればまずトラブルは起こらないはずです。

油圧・メカニカルハイブリッドのHY/RDはメンテナンス性の良さ、性能、価格のバランスが非常に優れた製品だなぁと感心します。発売からもう5年は経過している、枯れた製品という安心感もあります。

フルメカニカルのディスクブレーキもいくつか使ってきましたが、タッチや必要な握力の少なさはHY/RDのほうが断然上、というかやはり比べ物になりません(先にも書きましたが評判の高いSPYREについては私は使ったことがないので、モノによってはメカニカルでもかなり良いものが出ているのかもしれません)。

TRP SPYREで満足している方はそれで全然OKでしょうし、もし不満がある場合はHY/RDは一度試してもらいたい製品です。

「電動+リムブレーキ」コンポユーザーにも

あとHY/RDの何が良いかというと、「電動+リムブレーキ」コンポ、たとえばAXS以前のSRAM eTapや非油圧Di2などを使っている方が、新たにディスクロードに移行する際の非常に良い選択肢になるところ。

11スピードのRED eTapなどを使われている方がディスクロードに乗り換えても今後数年は同じレバーを使い続けられるでしょう(ワイヤーの引き量など、セットアップはちょっと工夫する必要があるかもしれませんが)。

というわけでメッチャHY/RD推しの記事になってしまいましたが、ステマじゃないよ!(笑)

私は諸事情からポストマウントタイプを使っていますが、フラットマウントタイプもあります。

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