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タイヤ・チューブ

Dahon K3に極太のシュワルベ・ビッグアップル(14x2.00)をはかせてみた。果たしてその効果は!?

5.0

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その後、16インチの中華ホイールを取り付けてみることに。フロントフォークの内側をヤスリで削る必要があり、ちょっと大変でした。

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最終的に16インチ化はうまく行き、その結果にも満足しているのですが、足回りについては他に試してみたかったことがあります。

それはシュワルベから出ているBig Apple 14 x 2.00という極太のスリックタイヤをはかせてみることです。

Schwalbe Big Apple 14×2.00

これがそのSchwalbe Big Apple 14×2.00というタイヤです。Dahon K3のカスタムでは定番的なタイヤではあるのですが、流通が安定していないせいもあり入手までだいぶ時間がかかりました。インナーチューブはPanaracer 14×1.5~1.7をチョイス。サイズ的にはバッチリ合います。

Schwalbe Big Apple 14×2.00

Schwalbe Big Apple 14×2.00 チューブはパナレーサーの14×1.5~1.75でバッチリ

Dahon K3純正ホイールへのBig Appleの装着は、特に大変なところはなかったです。ユルユルではないのですが、キツくてお手上げ! ということもなく、普通の固さ。一応ビードワックスを用意していたのですが出番なし。掌の下ほうでグッと押すだけで最後まで入ってくれました。

Schwalbe Big Apple 14×2.00

Dahon K3純正ホイールへの装着は素手でOKでした。指でここまで持ってこられます

amazonのレビューを読むと苦戦されている方もいるので、タイヤの個体差が大きいのかもしれません。女性の方はビードワックス使ったほうがラクかもしれません(下のシュワルベのイージーフィットが高評価です)。

K3純正タイヤ・Big Apple・16インチとの比較

さて、これまでにDahon K3純正ホイール+純正のKenda 14 x 1.35タイヤ、中華ブランドMialoの16インチホイール+Kenda 16 x 1.35タイヤを試してきました。今回使ってみたSchwalbe Big Apple 14 x 2.00と横並びで外観を比べてみましょう。下の写真は、左から大きい順に並べてみました。

16 x 1.35, 14 x 2.00(Big Apple), 14 x 1.35(K3純正)

16 x 1.35, 14 x 2.00 (Big Apple), 14 x 1.35(K3純正)

こうやって見ると16インチがいかにデカいかがわかります。そして今回用意したSchwalbe Big Apple 14×2.00は、高さは16インチタイヤほどではないにせよ、「横幅」では抜きん出ています。この中でいちばん「ファット」。エアボリュームたっぷりです。

16 x 1.35, 14 x 2.00(Big Apple), 14 x 1.35(K3純正)

16 x 1.35, 14 x 2.00 (Big Apple), 14 x 1.35(K3純正)

推奨空気圧は2.0-4.0 BAR (30-55 PSI)。とりあえず3 BARほど入れ、スーパーへの買物ついでにお散歩ライドで使ってみました。

Dahon K3にSchwalbe Big Apple 14 x 2.00をはかせてみた図

Dahon K3にSchwalbe Big Apple 14 x 2.00をはかせてみた図

K3の初期状態のKenda 14 x 1.35、Big Apple 14 x 2.00、Kenda 16 x 1.35、の順であらためて横並び比較…

Dahon K3 - Kenda 14 x 1.35、Big Apple 14 x 2.00、Kenda 16 x 1.35

Kenda 14 x 1.35、Big Apple 14 x 2.00、Kenda 16 x 1.35

とにかく太い! こんな太いミニベロタイヤ、見たことありません。これはもはや「ミニベロ界におけるロードプラス的なタイヤ」と言って良いのではないでしょうか(関連記事:650Bと700C、グラベルはどっちが楽しい?)。

Schwalbe Big Apple 14×2.00

Schwalbe Big Apple 14×2.00。進行方向のあるタイヤなので注意

K3本体とのクリアランスも全く問題なく、16インチ化の時に必要だったフォーク内側への加工も必要ありませんでした。当然Vブレーキも調整なしにそのまま使えるわけで、無改造でちょっとだけ大径化、かつハイエアボリューム化ができるパーツ交換です。

Schwalbe Big Apple 14×2.00

Schwalbe Big Apple 14×2.00

ファットバイクかよ、と言いたくなるくらいの太さです。そうそう、作業時の注意点ですが、タイヤがこれだけ太いので車体にホイールをセットする前に空気を全部入れてしまうとブレーキシューにひっかかります(アーチを開放してもひっかかる)。外でパンク修理する時などは順番を気をつけましょう。

Schwalbe Big Apple 14×2.00

Schwalbe Big Apple 14×2.00

タイヤ重量を比較すると次のようになります。いちばん重いのは、やはりBig Appleです。ただ、ホイール外周部の重量が増すと言っても元々14インチだからなのか、特に踏み出しが重くて気になるという感じでもありません。

タイヤ 重量(実測値)
Kenda 32-254 (14×1.35) 194g – 207g
Schwalbe Big Apple (14×2.00) 364g – 372g
KENDA KOAST 32-305 (16 x 1.35) 228g

※パナレーサーの14×1.5~1.75チューブは1本100gちょうどでした(実測重量)。

乗ってみてどうだった?

さて、このSchwalbe Big AppleをはかせてDahon K3に乗ってみた感想です。

控えめに言って最高

路面からの突き上げのいなし加減、走破性、いずれも16インチホイール+タイヤに引けを取らない感じです。特に縁石や段差での衝撃の少なさはとても14インチとは思えないくらい改善します。

もしK3付属のKenda 32-254 (14×1.35)だけ使っている方には是非試していただきたいタイヤです。個人的にはこのタイヤに換えない理由が見つからないです。

より高速で、かつ長距離を走りたい場合は16インチ化を検討する価値はあると思いますが、16インチホイールは別の記事で紹介したようにK3の個体によってはフォークの内側を削らないといけなかったり、Vブレーキをロングアームのものに交換する必要があったりと、小径車廃人以外の一般の方にはハードルが高いでしょう。

Big Appleはそういう改造やパーツ交換をせずとも気軽に試せるのが素晴らしいですね。費用対効果はかなり大きいので、個人的にはDahon K3ユーザーの方すべてにおすすめしたいカスタムです。

ただこのタイヤ、時期によっては全く流通していないことがあり、出回ってもわりとすぐに品切れになることがあります。試してみたい方ははやめに確保しておいたほうが良いでしょう。

関連記事:Dahon K3 徒歩に限りなく近い感覚の、空飛ぶ絨毯のようでもあるミニベロ

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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