YouTubeの#RideShimanoアカウントが”The Path Less Paved”という新作動画を出しています。ちょうど9分間もある長めの動画ですが、ありがたいことに日本語字幕が選べるようになっています。素晴らしいクオリティの映像なので、是非お仕事の休憩時間などに眺めてみてはどうでしょうか。間違いなく良い気分になれます!
シマノのグラベルコンポ・GRXのプロモーションの一環ではあるのですが、動画の中では「シマノ」や「GRX」という単語は一度も登場しません。たまにライダーのバイクにGRXのパーツが見えるくらいで、主役はあくまで北米(主にカナダ・ブリティッシュコロンビア)の大自然とその中のグラベルロード、そして小規模なビルダー兼ショップオーナーたちへのインタビューです。
以下、動画の概要欄の日本語抄訳です。
サイクリングのジャンルは何十年もかけて枝分かれしていき、いくつかの例ではそれぞれが対極的になることさえありました。ロードバイクは舗装路に、マウンテンバイクはトレイルに。しかしクロスファンクショナルなデザインと革新的なエンジニアリングのこの現代において、自転車は昨今、それぞれのジャンルを越境するようになってきました。
グラベルサイクリングを考えてみましょう。この比較的「新しい」スポーツは、実際のところ、先進国にコンクリートやアスファルトの道路が広がる以前の、20世紀中頃までのサイクリングのリブートなのです。グラベルは、マウンテンバイキングの持つバックカントリーの自由と高揚感を手に入れ、それをロードサイクリングによって可能になる距離、速度、効率性とブレンドさせました。細いタイヤですが、細すぎない。パワフルでありながら軽量なディスクブレーキ。上りでも下りでも速く走れるギアレシオ。
グラベルバイクは、探検したいというライダーの飽くなき欲求から進化しました。TrailforksのルートやStravaセグメントだけでなく、地方に存在する何千マイルものダートやグラベルロードを走ることができます。その結果、整備されたトレイルやアスファルトの路面がなかったとしても、より多くのバイクがより多くの風景の中を走り抜けることができます。
グラベルはあまり踏み慣らされていない道を行きます。
ところでYouTubeの#RideShimanoには他にも、”Explore Beyond with GRX Gravel components | SHIMANO”という動画があります。そちらは下の記事で紹介していますので、未読の方は是非お読み下さい。