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2022年に多く読まれた記事TOP10:自転車業界に迫る不況の影・カーボンフレームの寿命・ポガチャルのノーグローブ落車など

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今年2022年に多く読まれたCBN Blog記事TOP 10の紹介です。未読の方は是非お読みいただけると幸いです。

来年は自転車が安くなる?

今年2022年に最も読まれたのは「自転車の値段はこれから下がらざるをえない:2023年春以降、完成車は急激に値下がりするだろうという見解が浮上」という7月の記事でした。その後約半年が経ちましたが、完成車のエントリーモデルは供給過多気味、一方でハイエンドバイクは未だに品薄傾向という声が聞かれます。パーツではSRAMがセールを開始しました。果たして今後は?

自転車の値段はこれから下がらざるをえない:2023年春以降、完成車は急激に値下がりするだろうという見解が浮上
ロードバイク完成車の値段が高い、高すぎてとても買えない。パーツも同様に値上がりが続いており、新製品のShimano 105 Di2も庶民の手には届かない仰天価格であることが判明。この絶望的な状況は、一体いつまで続くのか。それとも、自転車やパ...

最近は欧米の自転車業界における景気悪化のニュースが目立ちます(レイオフや広告費の削減など)。来年自転車が安くなるのかについては意見が分かれはじめています(ハイエンドモデルについては強気の価格設定でも「売れる」ことが判明したため、高価なものは安くはならないだろう、という意見が目立ってきた気はします)。今後の動向はやはり要注目。

ハッカ油記事が注目を集めた理由は?

書いている時はこれほど需要があるとは思わなかった「ハッカ油に虫除け効果はあるのか:林道サイクリングで使ってみた感想」という記事。コロナが落ち着いてきてバンバン外で乗る方が増えたから、なのは間違いないでしょう。

ハッカ油に虫除け効果はあるのか:林道サイクリングで使ってみた感想
森林でサイクリングをしていると、蚊やブユやハチ、正体不明の小さい羽虫にたかられる季節です。休憩中はもちろんのこと、低速でのヒルクライムや自転車を押し歩いている時など、私達が吐き出す二酸化炭素や体温を察知しブンブン飛んできて鬱陶しいことこの上...

中古のカーボンフレームは性能が落ちていたりしないの?

カーボンフレームは疲労するのか。そもそも疲労とは何なのか。プロサイクリストが使ったカーボンバイクを整備して販売しているショップがあるけれど、元の性能は保てているのだろうか。そんな疑問が少しだけ解消されるかもしれない記事2本。カーボンフレームは金属フレームとは全く違う複雑系であるようです。

カーボンフレームは結局のところ「へたる・疲労する・劣化する」のでしょうか?
例えば大パワーを誇るプロサイクリストが、ある新品のカーボンバイクを、1年乗り倒したとします。するとそのカーボンフレームは、新品時よりもへたっている・疲労している・劣化している、と言えるのでしょうか? 耐久性が落ちてしまっているのでしょうか?...
カーボンフレームに疲労はあるか:F1エンジニアとオックスフォード大学教授による見解【ある!】
カーボンフレームは結局のところ「へたる・疲労する・劣化する」のだろうか、という昨日の記事へのフォローアップ記事です。参考になる数々のご意見・体験談をお寄せいただきありがとうございました。この記事では、Twitterで教えていただいた面白い動...

コロナの影響で自転車の品質は落ちるだろうか?

ブロンプトンの品質が落ちているのではないか、というつい先日のニュースも注目を集めました。欧米の自転車業界の様々な水準で規模縮小・レイオフ・コスト削減といったニュースが増えています。それらが自転車やパーツの品質に悪影響を与えないかどうかも気になるところです。

ブロンプトンの品質が落ちはじめている? 納品された新車のありえない状態が海外で話題に
Brompton C-Line Explore(最もスタンダードな多段変速シリーズの中の6速モデル。国内実勢価格24〜25万円)を新品で買ったという人が車体の異常に気付き、こういう経験をしたことのある方は他にいますか? と海外掲示板で動画付...

カーボンがやっぱり気になる

カーボン製品の振る舞いについてはやはり「よくわかっていない」ところが多いらしく、それ故にカーボンをどのように扱えば良いのかについて、一致した意見が得られないことがあるようですね。みんな大好きカーボン。でもまだ謎が多いカーボン。

カーボンロードバイクのトップチューブに座っても強度的に問題はないの? 専門家による回答は
カーボンフレームのトップチューブに座っても強度的に問題はないのだろうか? ごく普通に見られる光景だけれど… という素朴な疑問に対し、米国の伝説的な自転車メカニックLennard Zinn氏がVeloNewsにて面白い回答をしているのでご紹介...
縁石に乗り上げたカーボンホイールはどう歪むか? Rovalによるスローモーション映像
小ネタ記事です。先日スペシャライズドが傘下ブランドRovalからRapide CLX II, Alpinist CLX II, Alpinist CL IIを発表しました。チューブド・クリンチャーのみの対応だった初代とは違い、チューブレス対...

あなたはグローブ派それとも素手派?

今年のツール・ド・フランス2022は大変盛り上がりましたが、タデイ・ポガチャルがグローブをしていない状態で落車した時の映像に世界中のサイクルロードレースファンが冷や汗。やはりグローブははめるべきなのか。メリットとデメリットをあらためて考えるきっかけになりました。

サイクリングでグローブは使う?使わない? ポガチャルの落車をきっかけに議論が持ち上がる
今年のツール・ド・フランスで優勝候補の一人、タデイ・ポガチャルがダウンヒル中に落車していました。速度を落として侵入したコーナーからの立ち上がりの時だったのが幸いしたのか、大事故には至りませんでしたが、突き出した左手が路肩のグラベルの上を滑っ...

中華カーボンのこのお店大丈夫?

欧米のエスタブリッシュド・ブランド製品の価格が高騰するなか「良質な中華カーボンフレームやホイールでお得にバラ完したい」と考えるサイクリストは欧米でも確実に増えているようです。しかしこれまでとは違うお買い物体験に戸惑いの声も。

中華カーボンフレームやホイールを安く買う裏技?が発見される
ICANという中国のカーボンフレーム・カーボンホイールを扱うブランド(ショップ)があります。日本でも結構知名度があり、ご存知の皆様も多いかと思いますが、このショップで注文しようとした時の流れがちょっとヤバそうに思えたのですが大丈夫なんでしょ...

メカニカルコンポ市場は今後中華ブランドにおまかせ?

Shimano 105 12 speedが発表されたもののまずはDi2のみの展開であることが判明し、大きい話題になりました。シマノ・スラム・カンパニョーロといったコンポの大御所は今後ますますエレクトロニックに注力し、メカニカル市場を新興中華コンポブランドに譲っていくつもりなのか。メカニカルといえば今後はMicroshiftやSensahということになるのか。今後の動向に注目です。

メカニカルコンポの戦場は今後中華勢に委ねられるのか【105 Di2への様々な反応】
シマノが発表した新型105 Di2についての海外サイクリストの反応を昨日ご紹介しましたが、今日も追加でBikeradarのインスタ投稿へのコメントから目立ったものをピックアップしてみます。 この投稿をInstagram...
著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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