海外掲示板Redditで「ロードバイクの各ブランドから思い浮かぶもの・ステレオタイプとして連想するものはどんなもの?」というスレッドを見つけました。スペシャライズド・トレック・サーベロ等々、数多の有名ブランドについて自虐も混じえた冗談が投稿されているのですが、Surly(サーリー)のイメージについての投稿が個人的に笑えたのでご紹介します。
出典 What are the stereotypes/associations of each brand of road bike? – Reddit
これが君の日常だ
読んでいてじわじわ来るおもしろ投稿がこちら(抄訳)。
サーリーのイメージ。君の鉄フレームはあまりに軽すぎ、エアロすぎたため、君はラックやバッグ、MTB用オルト・ハンドルバー、コクピットまわりのオモチャなどで、覆ってみることにした。ヘッドチューブはとても長いから、水パイプとしても使えるほどだ。
君は気軽なグループライドに参加している人の中で唯一、ファーストエイドキットを持っている人だ。スペアスポークもだ。クイックリンクも。スペアチューブも。タイヤブートとパンクパッチも持っている。Sawyerの浄水フィルターも持っている。USBモバイルバッテリーも2つ持っているし、ソーラーパネル1枚とハブダイナモもある。万一寒くなった時のために、ジャケットも余分に1枚持っている。双眼鏡も、気象ラジオ付きのGPRS端末も持っている。数百マイル離れた土地の自転車・トレイル用地図も持っている。水に飛び込みたくなった時に備えてタオルも1枚持っている。
それだけでなく、君はお菓子を余分に持っていて分けてくれるし、トレイルでコーヒーを作るためのキャンピング・ストーブも持っている。
君はこうしたものをわざわざパッキングしたわけではない。何故ならこれは君の日常のライドだからだ。普段はパニアバッグが4つで、リアキャリアには巨大なダッフルバッグかロールトップバッグがのっかっているのだが、今日は2つのパニアバッグが半分しか埋まっていないから、それがわかる
短いながらも推敲に推敲を重ねた感じの名文で、モバイルバッテリーが「2個」や「万一の時のための…」といった細かい表現に爆笑しました。
しかしSurlyというブランドには確かにこうしたイメージを持ちますが(ステレオタイプではあるものの上の文章はユーモアがあって良いと思います)、鉄フレームのツーリング・アドベンチャー系グラベルバイクに乗られている方全般に共通しそうなイメージではありますね。普段のライドでも日帰り登山に必要なグッズ一式が揃っていそうではあります。
私の想像ではエマージェンシーシートも持っているはずだと思います。いや、多分ツェルトも持っている。シットマットも持っているに違いない。
でもまさかハサミとか持ってないよね? このカップヌードル・リフィルのフタが開かないんだけど…
「あるよ。」