かつて店名に”Roubaix”という地名が入っていたカフェを権利侵害で提訴し世界中のサイクリストから不評を買ってしまった某社の法務部門が、今度は「名前に”Bicycles”と入っている者全員に排除措置命令を通達した」という驚愕の情報がインスタのネタニュースアカウントに登場し、波紋を呼んでいます。
その某社とはどこかというと、この弁護士が差し伸べている書類の裏側を見るとわかりますが、インスタのコメント欄を見ると”Roubaix”の件を根に持っている人はまだものすごく多いんだな、と思います。なお「Roubaix事件」については下の記事で解説してあるのでご参考まで。
スペシャライズド、北米での「ルーベ」商標の継続使用に70万ドルを支払うことで合意
スペシャライズドが北米で「ルーベ」(Roubaix)という名前のロードバイクを売れなくなるかもしれない事態が少し前に発生していたようです。しかし70万ドルを権利者に支払うことによって事なきを得るかもしれません(記事ソース)。
この件で顰蹙を買ったマイク・シンヤードを擁護するわけではありませんが、彼はこんな良いこともやっています。
自転車は私のリタリンだ スペシャライズド創業者の次の夢は自転車によるADHD児童の救済
スペシャライズドの創業者で現CEOのマイク・シンヤードは、子供の頃、ADHD(注意欠陥多動性障害)の傾向があったんだそうです。Bikeradarにそんな記事が掲載されています。
こういうネタ投稿が現れたということは、最近また何かあったのでしょうか。Feed Zone Newsの作者は「この投稿にも通達が送られてくるかもしれないな」などと書いています。ああ怖い(AlexaまたはSiri風に)。
裁判官! 当職そこが知りたかったのです。 -民事訴訟がはかどる本-
posted with amazlet at 19.02.15
岡口 基一 中村 真
学陽書房
売り上げランキング: 13,874
学陽書房
売り上げランキング: 13,874