このところ一気に増えている花粉の飛散量。サイクリング中に目のかゆみやサラサラ鼻水に悩まされている方も多いと思います。そこで本日は筆者が実際に使用している花粉症対策アイテムを5つご紹介します。
NAROO MASK
NAROO MASK(ナルーマスク)は花粉症のサイクリストに最も支持されているマスクです。前後で生地の目の細かさが違い、高強度ライド時には目の荒い側、花粉をブロックしたい場合は目の細かい側、とフィルターを変更するような使い方が可能。顔に密着するスポーツタイプのマスクとしては、呼吸のしやすさはダントツだと思います。
有名な製品なので花粉症持ちの方は既に持っているかもしれないですね。
BUFF
マスク系でもう1つ推しておきたいのが「バフ」。長い筒状の薄い生地で、マスク・ネックウォーマー・バラクラバ等々、多機能に使えるベストセラー商品。ロードバイクで使われている方も多いです。高強度ライドでは若干の息苦しさはありますが、花粉軽減効果は感じます。年間を通じて万能に使えるため1枚持っておくと便利。汗を拭くハンドタオル代わりにもなります。
冷感タイプもあります。とにかくカラバリが豊富なのでお気に入りのデザインを探し、オシャレも楽しんでみてはどうでしょうか(バフ一覧)。UVカットなので日焼け対策にもなります。
ALPINA OVERVIEW サングラス
先日別の記事でレビューしたALPINA OVERVIEWは、眼鏡の上にかけられるタイプのサングラスですが、これを単体で使用すると密閉度が高くなるため、花粉の侵入はだいぶ防げるように感じています。このサングラスに限らず、類似した形状の製品はある程度同じ効果があると思います。
可視光線透過率は15%とやや暗めな部類に入りますが、晴天の日中であればコントラストは高く、路面状況の把握はかなりしやすいです。レンズの品質は値段からすると非常に良いのではないかと思います。
なた豆茶
最後は私が愛用しているお茶をご紹介。これは花粉症に直接効くものではなく、目のかゆみ・喉の違和感・ゆるい鼻水などには全く効果はありません。が、いわゆる蓄膿症(副鼻腔炎)への効果はかなりあると感じています。筆者は花粉症に起因する呼吸器疾患持ちなのですが、ひどい鼻詰まりに苦しんでいた時にこれを飲みはじめました。
3年前に飲みはじめた時は正直効果のほどを体感できず、一時期飲むのをやめていたのですが、するとある日、どうも頭が重くて痛い。鼻の奥が詰まって息苦しい。そこでまた再開したところ、翌朝は嘘のように鼻がスッキリ。知らないうちに効いていたのか、と思いました。以後、鼻が詰まって眠れないということがなくなりました。
飲み方はホットでも良いですが、筆者は水出しして冷蔵庫に常備しておき(2Lに対し4パック入れておく)、そのまま飲むこともあれば、夜はこれで焼酎割りを作ることもあります。毎日500〜1リットルは必ず飲んでいます。
鼻詰まりに悩んでいる方は試してみては如何でしょうか(ただし先にも書きましたように、鼻のかゆみや水っぽい鼻水などに効果はありません。鼻腔内の膿の排出に効果が限定される感じです)。ただ、漢方系の効果は個人差が大きいのでその点はご容赦下さい。
空気清浄機も活用しよう
その他のTipsとして、目や鼻腔のまわりにワセリンを塗ったり、ライドからの帰宅後は家に入る前にウェアをはたいてすぐ洗濯機に入れてシャワーを浴びるのも効果的。また空気清浄機がない方には導入をおすすめします。筆者は日立・クリエアの15畳タイプを各部屋に置いています。スペースを取らず、掃除やフィルター交換も簡単で気に入っています。