Zéfal(ゼファール)のボトルケージ「WiiZ」(ウィズ)の紹介記事です。この記事で紹介した同社のPulse A2と並び、当ブログ読者のあいだで人気のある商品です。どんな特徴があるのか、見ていきましょう。
2つの特徴
WiiZの最大の特徴は、サイドからもボトルの抜き差しがしやすいところ。ただ「サイドから」と言っても真横からではなく、少し斜め上からの抜き差しがよりやりやすくなっている感じです。一般的なボトルのフロント側をサイド側に配置したようなデザインで、下の写真の矢印のような角度で確かに着脱が容易です。また、開口部は左右に入れ替えられるようになっています。
ケージにはある程度の柔らかさがあり(素材は弾性のあるサーモプラスティック・レジン)、それも手伝って気持ち良くボトルの抜き差しができます。
もう1つの特徴は、フレームへの取り付け上下位置にある程度の幅があることです。ちょうど3cm幅のスロットがあり、この範囲でボトルケージの位置を上下にずらせるようになっています。SHIMANO SM-BA01(紹介記事)の最大5cmには及ばないものの、そうしたアダプターを使わずともWiiZならそのまま取り付けられてしまうケースもありそうですね。
前三角が小さいフレームでボトルを真上に引き抜けなかったり、トップチューブバッグを使うようになったらボトルの頭がつかえて使いにくくなってしまった、といった場合は大いに活躍してくれる製品です。
少し重い・でも丈夫
本体は下の写真のように2つのピースから成り立ちます。ケージの左右を入れ替えられるように、このような合体式になっているんですね。このせいもあってか重量は少しかさみ、実測で64g。Pulse A2は実測で26gだったので倍以上重くなります。しかしそれだけ丈夫とも言えるので、耐久性はWiiZのほうが高いかもしれないですね。
またPulse A2は艶のあるグロスブラックですが、WiiZは艶なしのマットブラックです。実勢価格は¥762とお手頃価格です。
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