ボトル関連製品レビュー

Zéfal WiiZ は小さく狭いフレームでも使いやすいボトルケージ

CBN BlogはAmazonアソシエイトとして適格販売により紹介料を得て、良質なコンテンツの作成とサイト運営のために役立てています。当サイト内のリンク経由で Amazonにてお買い物 していただくと、大変助かります。いつもご支援ありがとうございます

Zéfal(ゼファール)のボトルケージ「WiiZ」(ウィズ)の紹介記事です。この記事で紹介した同社のPulse A2と並び、当ブログ読者のあいだで人気のある商品です。どんな特徴があるのか、見ていきましょう。

ゼファール(Zefal) ボトルケージ ウィズ WiiZ

2つの特徴

WiiZの最大の特徴は、サイドからもボトルの抜き差しがしやすいところ。ただ「サイドから」と言っても真横からではなく、少し斜め上からの抜き差しがよりやりやすくなっている感じです。一般的なボトルのフロント側をサイド側に配置したようなデザインで、下の写真の矢印のような角度で確かに着脱が容易です。また、開口部は左右に入れ替えられるようになっています。

ゼファール(Zefal) ボトルケージ ウィズ WiiZ

ケージにはある程度の柔らかさがあり(素材は弾性のあるサーモプラスティック・レジン)、それも手伝って気持ち良くボトルの抜き差しができます。

もう1つの特徴は、フレームへの取り付け上下位置にある程度の幅があることです。ちょうど3cm幅のスロットがあり、この範囲でボトルケージの位置を上下にずらせるようになっています。SHIMANO SM-BA01(紹介記事)の最大5cmには及ばないものの、そうしたアダプターを使わずともWiiZならそのまま取り付けられてしまうケースもありそうですね。

ゼファール(Zefal) ボトルケージ ウィズ WiiZ

前三角が小さいフレームでボトルを真上に引き抜けなかったり、トップチューブバッグを使うようになったらボトルの頭がつかえて使いにくくなってしまった、といった場合は大いに活躍してくれる製品です。

少し重い・でも丈夫

本体は下の写真のように2つのピースから成り立ちます。ケージの左右を入れ替えられるように、このような合体式になっているんですね。このせいもあってか重量は少しかさみ、実測で64g。Pulse A2は実測で26gだったので倍以上重くなります。しかしそれだけ丈夫とも言えるので、耐久性はWiiZのほうが高いかもしれないですね。

ゼファール(Zefal) ボトルケージ ウィズ WiiZ

またPulse A2は艶のあるグロスブラックですが、WiiZは艶なしのマットブラックです。実勢価格は¥762とお手頃価格です。

ゼファール関連記事

他にもゼファール製品を紹介している記事がいくつかあるので、ご興味のある方はこちらもお読みいただけると幸いです。

Zéfal Pulse A2 ボトルケージはホールド力が高く軽量 使っていて満足感のあるバリュー・フォー・マネーな良品
フランスの老舗ブランド・Zéfal(ゼファール)のボトルケージ「Pulse A2」の紹介記事です。当ブログ読者の方が最近Amazonでよく買われており、隠れ名品の予感がしたので試してみることにしました。Pulse A2は全部で7色あり、私が...
Zéfal Z Box:3つの使い方ができるコスパの高いツールボトル
Zéfal(ゼファール)のツールボトル「Z BOX」の紹介記事です。収納量・用途に応じて3つの使い方ができるアイデア製品で、実測重量は109g(小さくして使う場合は65g)・実勢価格1200〜1300円。隠れ人気商品らしいので私も試してみる...
Zéfalのバックミラー「Spin」と「Spy」はどちらが使いやすい? 実際に使って比較してみた
フランスのサイクルアクセサリー老舗Zéfal(ゼファール)は数種類のバックミラーを出しているのですが、その中でドロップバーエンドへの設置に適したモデル「Spin(Spin 15)」と、マウントの自由度が高い「Spy」の2種類を使い比べてみま...
Zéfal Z Frame Pack:見た目以上にモノが入って使いやすいトップチューブバッグ(短所あり)
Zéfal Z Frame Packの紹介記事です。まだ使いはじめて間もないので、基本的なスペックのご参考・初期使用感としてお読みいただければ幸いです。最初にまとめ的なことを書くと、致命的とまでは言えない短所はあるものの、見た目以上の収納力...
Zéfal(ゼファール)の自転車用品を眺めてみよう:使いやすさを追求しながら価格でもガチ勝負するフレンチブランド
フランス発のサイクルアクセサリーブランド、Zéfal(ゼファール)。ロワレ県に拠点のある創業140年を誇る老舗の用品ブランドですが、気がつくと他社同様、ロゴデザインがフラットなものに変わっていました(2019年以降)。Amazonを眺めてい...
著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

マスターをフォローする
タイトルとURLをコピーしました