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ミニベロでのロングライドで固め&重めのレザーグリップを試してみたら疲労が少なかった【THEODORE CYCLE GRIP】

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ミニベロとグリップに関する超ミニな話題です。Dahon K3(14インチの軽量なミニベロ)でロングライドに出かけたくなったのですが、前夜に布団の中で「グリップをTHEODOREのレザーのやつに換えたほうがいいんじゃないかな?」とふと思ったのでした。もう7年ほどブロンプトンで使っているTHEODORE CYCLE GRIP(写真下)、これをK3でも使ってみたくなったのです。

これまでDahon K3では主にTioga Eグリップ(Ascentiaというロゴのあるもの)や、KCNCのEVAグリップ等、どちらかというと軽量で柔らかめのものを使ってきました。どちらも気に入っている製品で不満はないのですが、ロングライドに出るならセオドアのあの少し固めのレザーグリップのほうが快適なのではないか、と考えたのでした。

Tiaoga Eグリップ。ラバー製でコンパクトなエルゴンという印象の製品。柔らかめ。

KCNC EVAグリップ。とにかく軽量・軽快。街乗りフラットバーシングルスピードなどとの相性は特に良し

理性的に考えるなら、硬めのグリップのほうがロングでは疲れるように思えます。しかし実際に試してみるとこの日のライドは予想通りに快適なものとなり、走行中も帰宅後も、手の疲れはだいぶ少なかったのでした。自分でも意外に思いました。ブロンプトンで使っても勿論良いグリップですが、K3との相性は実はそれ以上に良いのではないか…

このTHEODORE CYCLE GRIPは特別に硬いレザーグリップというわけではないと思いますが、7年も使いこんできて少し柔らかくなったのかもしれません。それでも、握り込んでもTiaoga EグリップやKCNC EVAグリップほど指や掌は沈みこまず、ほどよく硬質な反発力が伝わってきます。

また、当然Tiaoga EグリップやKCNC EVAグリップよりは断然重いグリップです。ほどほどの硬さと重さが14インチ小径車の振動を良い感じに吸収してくれたから、手の疲労が少なかったのだろうか、と思いました。特に重さが効いているような気もします(それともレザーが持つ何らかの特性が影響しているのだろうか…ならK3のサドルもBROOKSあたりに…いや考えちゃダメだッ!!)。

何かノイズキャンセリング効果でもあるのだろうか、と感じました。

ちなみに筆者のTHEODORE CYCLE GRIPは128mm版で、Dahon K3の純正グリップは115mmであるため、ブレーキレバーやシフターは若干内側に寄せる必要があります。

著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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