昨日こんな記事を書きました。自転車に関する良い考察・格言的なものをいくつか紹介してあります。
その中に次のような言葉があります。
Bicycles are almost as good as guitars for meeting girls.
自転車は女の子との出会いのためにほとんどギターと同じくらいいいものだ。
ボブ・ウェア
グレイトフル・デッドのシンガー・ソングライター・ギタリスト
が、これに対し次のような疑念の声が寄せられました。
- いや自転車に乗っていると出会いなんかないぞ
- ボブ・ウェアはイケメン
- ただしイケメンに限る案件
というわけで本記事では「自転車に乗っていて女性と出会いそうな状況」をいくつか妄想し、その現実性及び実効性を検証してみます。
山田うどんでの出会い
いつものサイクリングロードの折り返し地点で山田うどんに立ち寄る。テーブル席に座ると後から入ってきた吉岡里帆似の女性サイクリストが俺の前の席を指差しながら言う。
あの… ご一緒してもいいですか?
そんなことは絶対にない。
サイクリングロードでの出会い
サイクリングロードの道端で女性サイクリストがひっくりかえしたロードバイクのそばにしゃがみこんで泣いている。どうやらパンクしてしまったが、タイヤをうまくはずせないらしい。
その吉岡里帆似の女性サイクリストに俺は言う。
パンクですか、手伝いますよ。
そんなこともまずない。
峠での出会い
ヒルクライム。ふと振り返ると背後に女性サイクリストがいる。その吉岡里帆似の彼女は辛そうな顔でペダルを踏んでいる。
チャンスだ、この女性の前をひこう。かっこいいところを見せられるぞ
次の瞬間、吉岡里帆はギアを1段上げ俺を追い抜いていく。
交差点での出会い
交差点に差し掛かる。前方の女性サイクリストが停車しようとするが、ビンディングがうまく外れず、しかも悪いことに車道側に倒れそうになっている。
危ない!
俺は咄嗟に全速力でペダルを踏みこみ、その高畑充希似の女性サイクリストの右側に入って彼女の転倒を防ぐ。
そして次の瞬間、俺は後ろからやって来たクルマにはねられ人生を終了する。
キツネの恩返し
峠を走っている時、道端で傷ついた一匹のキツネを見かける。俺はそのキツネを日陰に連れていって傷口を水で洗い、スポーツドリンクを飲ませる。
もしかするとこのキツネはいつか吉岡里帆になって「きつねどん兵衛」を持って恩返しにやってくるかもしれない
背後に殺気を感じる。振り向くとクマがいる。
カフェでの出会い
立ち寄ったカフェのカウンターで俺はいつものようにエスプレッソをドッピオで注文する。そこに吉岡里帆似のサイクリストが現れカフェラテを注文する。
彼女は素敵なアソスのウェアを着ている。話しかける口実が、いまここにある。俺は言う。
こんにちは、素敵なウェアですね
次の瞬間、同じ色・同じ柄のアソスのジャージを着た男性サイクリストが現れ吉岡里帆の肩に手をかけて言う。
里帆、待たせて悪いな
サイクリングロードでの出会い 2
むこうから高畑充希似の女性サイクリストがこちらに向かって走ってくる。俺は右手をあげ、
こんにちはー!
と言いながら手を振る。
次の瞬間、同じように手で挨拶を返そうとした高畑充希はバランスを崩しそのまま俺に正面衝突する。
ギターを背負ってロードバイクに乗ってみる
ギターを背負いロードバイクのサドルにまたがり、ペダルを踏む。
次の瞬間ギターの底がタイヤにひっかかって走れないことが判明する。
結論
自転車に乗っていると女の子との「いい出会い」は果たしてあるのか。
結論: ありません
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