7月23日から東京・日本橋の交差点に東京2020オリンピックのオブジェ(モニュメント)が展示されています。来年7月24日に開幕するオリンピックにあわせて展示されたもので、8月25日までの期間限定だそうです。
場所は日本橋北詰。三越とスターバックスが面している交差点近くで、日本国道路元標の左隣です。ライト付きの展示台にのせられていて、高さは2.5mほどでしょうか。夜はライトアップされているそうです。
なかなか大きいので存在感があります。
正面から撮影。
サイクリストの聖地・日本橋の「日本国道路元標」ってどんなもの?という記事でも紹介しましたが、日本橋に思い入れのある自転車乗りは少なくないはず。8月25日には撤去されてしまうので、それまでに愛車と一緒にここで記念写真を撮ってみてはどうでしょうか。
2020年以後にふたたび東京でオリンピックがあるとしたら、その数十年後になるでしょう。その頃には日本橋上の首都高速道路も地下化されているかもしれません。むかしの日本橋はこんな感じだったんだよ、と子供や孫にいつか見せてあげたら楽しいのではないでしょうか。
上は2018年10月に撮影した日本橋の写真ですが、橋の側壁は塗装がやりなおされて今はだいぶきれいになっていますね。そしてオリンピックシンボルのオブジェは獅子像の目の前に設置されています。
日本橋界隈はこの首都高がなければもっと開放的で良い景観になるのは確かで、西欧的なデザインの日本橋や三越の建物などがあるおかげで「なんちゃってパリ」みたいな雰囲気になるような気がします。橋は木造のものを再現する、という案もあるようですが、個人的には石造りのこの橋はこのまま残しておいてもらいたいところです。