おちこぼれ系自転車乗り、私、nadokazuです!
えー、みなさんこんばんは。今日の駄文は…ブロンプトンの〜
「ヒガコツアー!」
「レビュー記事!」
「七不思議ー!」
「チャリご飯!」
「秘密!」
ほんじっつの主役は、ブロンノカバンですっ!
いってきます GCS!
自分の巣がある鶴見から、約7km。横浜の山下公園近くに、オサレなミニベロ専門店があります。それが「Green Cycle Station(グリーンサイクルステーション)」。略してGCS。
ここは自分が休日フラつくエリアを狙ったかのように店を構えている、非常に危険なショップです。なにしろ季節柄、毎週毎週遠出はできないので、休日の外出先はみなとみらいエリアが中心になります。すると山下公園近くを通ることは避けようがなく、近くに自転車店が、しかもいい感じのミニベロ専門店があったら立ち寄らざるを得ません。
そしてそこにはキャリミやバーディーやタルタルさんやirukaや△などの、キラキラ輝く自転車たちがみっちり並んで試乗車も大充実。
▼店頭に並ぶ試乗車
店内に入ろうものならウェアやバッグ、各種カスタマイズパーツもてんこ盛りです。
▼グリーンサイクルステーションの店内
そうなると、こちらとしてはクレジットカードを差し出さざるを得ず、今日もまんまと衝動買いをしてしまうことになります。
このあいだは美味しいパンを買いに行ったついでに、ちょっとだけ、ホンのちょっと立ち寄っただけなのに、ブロンプトン用のバッグが増えてしまいました。なんてこと…!
これはひとえに、こんな記事を書いたマスターさんと、いい感じにバッグをディスプレイをしているGCSさんに起因するものであり、私に一切の責は皆無であると言えるでしょう。
ろっくなしんばっぐ!
というわけで、「やむを得ない事情」によって所有することになった「Backpack 14L」。これまで買ったブロンプトン用フロントバッグとの最も大きな違いは、「リュックである」ということ。パッと見は、いつもどおりの横長バッグ。なのですがショルダーストラップを2本装備していて、普通に背負えます。つまり荷物を持っいても、両腕が自由でフリーダム(ZGMF-X10A)!これはすばらしい!
そして、マスターさんも記事内で言及されていますが、ショルダーベルトのロック機構が秀逸です。自転車から取り外したときに絶大な利便性を発揮する2本のショルダーベルトも、自転車に取り付けると邪魔になりまくり。それどころか、タイヤに巻き込んで前方大回転間違いなしの危険物と化します。
じゃあ、グルッと前に回してしまおう!というのは、解決策として全然アリ。ただ1点、前に回したベルトがバタつく、外れるという大きなネガを除いては。
「Backpack 14L」はマグネット式のロック機構でベルトを固定して、極めてスマートにこの問題を解決しています。パチンとはめるボタンとかゴムベルトで固定するなどの方法では絶対に実現できない低ストレスで、ベルトの固定/解除が可能。作業があまりにスムーズすぎて、バッグ取付時にそれを意識しなくなっちゃうレベルです。
実によくできている、このロック機構が「Backpack 14L」を「Backpack 14L」たらしめている、と言えるでしょう。
ブロンプトン乗りで「Backpack 14L」未体験の方がいらしたら、いますぐお店に行って試してみるべきです!!
はいぼくのライド!
容量7Lの「ミニOバッグ」に対して、「Backpack 14L」は容量14L。つまり、倍の荷物が入ります。ミラーレス一眼に交換用の単焦点、さらに冬用の着替え一式に輪行道具やツール類までが収納可能でした。
これは…「ミニOバッグ」に対して個人的に授与している「フォトポタバッグ最強」の称号を、剥奪しなければならない時が来てしまったのでは…?
でもまぁ、それは実際に試してみないとわかりませんよね。荷物を載せて、出かけてみました。
まずは定番中の定番サイクリングロード、多摩サイへ。Sバッグよりひとまわりコンパクトなこともあって、巨大なフロントバッグ乗せて走ってる感はそのぶん弱めです。
それにしてもガッツリ荷物が載っているのに、ハンドリングに影響最小限なブロンプトンのフロントバッグシステムのデキの良さを思い知らされます。ブロンプトンはいいぞ…。ブロンプトンはいいぞ…。
さてさて二子玉川を過ぎると、高圧電線が見えなくなって視界がバッと広がります。じゃあ、ここで一枚撮っておくとしましょう。バッグからカメラを取り出して…ということころで、ふと気付きました。
「Backpack 14L」のメインポケットへのアクセスは、チャックを開けてフラップを広げるスタイル。ですが自転車へ取付た状態では、まず最初に前に回したショルダーベルトを外す必要があります。秀逸なロック機構によって、解除のストレスは皆無。ですが「早くカメラを出したい!」というとき絶大なストレスになる、余計な作業工程が明示的にプラスされてしまいます。
マスターさんは前に回したショルダーベルトを広げて、その間からメインポケットにアクセスされていましたが、ミラーレス一眼のサイズになるとそこから出すのは無理。うーむ、もしかして「Backpack 14L」のフォトポタ性能、イマイチなのかも…。
それはさておき、今は写真を楽しみましょう。カメラを取り出して、電源スイッチオン!…あれ?カメラが反応しません。なぜだろう!?
うわあああああああああああ!!!
やってもうたあああああああ!!!
▼再現映像
フォトポタするのに、カメラのバッテリーを入れ忘れる。失態にもほどがあります。もう引き返しちゃおうかな…。というところで、バックポケットに予備のコンデジを入れているのを思い出しました。
よかった…あぶないところだった…。
そういえば、多摩サイをかなり久しぶりに走ったのですが、右岸で堤政橋までいちども車道に出ないで走れるようになっているのには驚きました…。
そして、そのあとは大都会東小金井を経由して、多摩湖自転車道路へ。「おりたたぶ」に出てきたうどん屋さんで、ランチをすることにしましょう。営業時間は14時までですが、ガシガシペダルを回して10分前になんとか到着!間に合った…!と思ったそのとき、店の中からおかーさんが出てきて暖簾をしまってしまいました。
ま、間に合わんかったー!!!!!!
こうして、ブロンプトンの新バッグを使ったはじめてのライドは、敗北のライド(しかもダブルで)になったのでした…。終了!!!!!
▼大都会東小金井
▼…ここって本当に東京ですか?
にゅーえくすぺりえんす!
カメラのバッテリーを忘れたうえに、食べたかったうどんを食べ損ねる。完全敗北状態で、武蔵野線の新小平駅に辿り着きました。駅前の中華料理店でヤケ食いしたあと、荷物をまとめて、わたくし実家に帰らせていただきますわ!
▼このあと餃子も頼んだ
ストラップをロックから外して、バッグを背負います。うわ、これは予想以上の快適さかも。カメラをはじめ、重量級の荷物を両肩に分散できる。背中にあたる部分はクッション材が入っているので、冬物ジャージだとフレームのゴツゴツした感じも無しでした。
両腕がフリーダムになるのは、もはやあたらしい輪行体験!…とまで言ってしまうのは、さすがに大袈裟すぎですが、リュックタイプのバッグひとつ+輪行袋に入れたブロンプトンという2つの荷物しかない輪行は、想像よりずっとラクチンな印象。
「Sバッグ」や「ミニOバッグ」のような、ふつうのショルダーバッグは輪行袋に入れたブロンプトンと一緒に運ぶとバランスどりを気にする必要がある点が、実は地味にストレスになっているのかも? と、「Backpack 14L」を使って、初めて感じました。
ほんのりサマライズ?
ちょっと多めの荷物も持ち運べて、輪行移動時もラク。普段使いなら「Backpack 14L」を、推したいところです。
とはいえ高性能カメラ(=それなりのサイズがある)を最大の機動力で活用するなら「ミニOバッグ」が持つ、カメラの取り出しやすさは譲れないポイントになります。そして荷物たっぷりのときは、「Sバッグ」の大容量がその威力を発揮しまくりです。
そんなこんなでいろいろ使ってみましたが、それぞれのバッグが各々ほかに無い長所を持っています。大は小を兼ねないし、その逆もまた然り。
そうなると、こんな結論を出すしかありません。
ヒトリダケナンテエラベナイヨー!
つまり「ぜんぶ買う」これこそが、唯一無二の正解です。
雛k…ちっさい先輩も、こう言ってますよね。
「要するに、使い分けだ!」
適材適所での適者生存こそ、自然の摂理。自転車の楽しみ方の数だけ、所有するブロンプトンのバッグも増えていく。これが、世界の正しい在り方なのです。
これでブロンプトンのカバンが増えるのは、自然現象であることがおわかりいただけたかと思います。
それではブロンプトン乗りのみなさま、ご唱和ください。
増やそうぜ!ブロンのカバン!
そうさ、今こそ!アドベンチャー!!!
おやおや?SバッグとミニOバッグ2個とBackpak14LとPOTA BIKE セミハードフロントバッグ for ミニベロが置いてある部屋で、嫁さまが私を呼んでいます。いったい何の用事だろう…?(原稿はここで途切れている)
【次回予告】 へんたいあらわる!