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2021年に多く読まれたCBN Blog記事を振り返る【新デュラ・物不足・機材トレンド】

今年2021年に公開した記事中、アクセス数の多かったものをご紹介します。果たして今年は何が話題だったのか、振り返ってみましょう。

12〜9位 新型アルテグラ関連記事

12〜9位はシマノの新型アルテグラR8100系の話題でした。シマノ100周年記念では期待されていたお披露目もなく、その後は誤報・東スポレベルの「飛ばし」情報紹介も多くありましたが、新アルテ・新デュラは機材面で今年最大の話題だったのは間違いありません。

Shimano Ultegra Di2 12スピード R8170/8150を搭載した完成車の新画像(?)とスペック【記事更新:コラ画像の可能性あり】
9月1日に正式発表が行われるともっぱらの噂のシマノ新型デュラエースとアルテグラ。何故か通販サイトのBikesdirect.comに新型アルテグラと思われる画像とスペックが掲載されています。 後述しますがこの完成車写真はコラージュの可能...
シマノ新型アルテグラ12スピードには機械式が存在し、ティアグラも更新され11スピードになる?
小ネタです。GIANT公式サイトの一部の2022年完成車のスペックシートに、機械式のUltegra 12スピードと11スピードのTiagraが記載されています。誤植の可能性もありますが、観察してみましょう。 出典 TCR Advanc...
シマノが100周年記念サイトをオープン 新型デュラエースは発表されない!?
本日3月21日に創業100周年を迎えたシマノ。この日に向けて「100周年アニバーサリーサイト」のカウントダウンが行われてきましたが、今朝の9時についにサイトが公開されました。 公式 シマノ100周年アニバーサリーサイト | シマノ-S...
新型アルテグラ(R8100?)のクランクの画像がリーク でも新型デュラエースはツール・ド・フランスでは見られない?
新型アルテグラ(R8100?)のクランクと思われる写真がネット上にリークされています。海外掲示板Weightweeniesにユーザーが投稿したものなので、画像は下のリンクからご覧下さい(消されていたらすみません)。 参考 Next g...

8位 スーパータック禁止!の記事

8位はUCI規則に関する記事。プロロードレースでトップチューブに跨る「スーパータック」や、上ハンドルにアームを乗せるTTポジションが禁止されました。その結果、ロードバイクでもダウンヒル時はドロッパーポストが活躍する日が来るのではないか、という憶測が海外メディアで話題になったりしていましたね。

UCIがロードレースでのトップチューブ乗りを禁止 するとロードバイクであのパーツが流行る?
UCIが2月4日にライダーの安全に関する規則を改定しました。その結果、今後のロードレースでは次のようなライディングフォームが見られなくなります(2:34あたりから)。クリス・フルームが2016年のツール・ド・フランス第8ステージで優勝した際...

▼ 気が付くと多くの関連記事を書いていました

UCIによるスーパータック禁止は誰のため? ある陰謀論を考察してみる
UCIが今年4月1日からトップチューブに座って乗る、いわゆる「スーパータック」をロードレースで禁止したことを昨日お伝えしました(下の記事)。 その記事の最後で「これからロードバイクでもドロッパーポストが流行するのかもしれない…...
UCIが新たに前腕をハンドルにのせるポジションを禁止
UCIが2月8日の月曜日、4月1日から適用されるロードレースの新ルールの一部をアップデートしました。その中に驚きの内容が含まれています。 出典 PART II – ROAD RACES Rules amendments applyin...
スーパータックとTTポジションが禁止された場合のワット数・タイム差はどのくらい? ロードレースはより退屈なものになる?
先日UCIがロードレースでのスーパータックと、前腕をハンドルにのせるポジション(いわゆるTTポジション)を禁止し大変大きい話題になっていますが、果たしてこのルール変更の結果、プロサイクリストの出力にはどのような変化が生まれるのか。プロロード...
クリス・フルームが「小指掴み」という新しいエアロポジションを開発中
先日、UCIが「ロードバイクで前腕をハンドルにのせるポジションを禁止」という通達を出したことで話題になりました(いわゆる「TTポジションの禁止」)。TTポジションで走れば時速60kmの場合なら最大で79Wも省エネ走行できる(※平地の場合)と...
上に政策あれば下に対策あり UCIによるスーパータック禁止に新たな挑戦者が登場
UCIが安全面での理由からスーパータック・ポジションを禁止して以来、肘から先をドッカリ乗せられるエアロハンドルが出たり、クリス・フルームが「小指掴み」という新しいエアロポジションを開発したりと、UCIとプロロードレース選手やメーカーのあいだ...

7位 モノ不足・物流遅滞についての記事

7位はモノ不足に関するネタ紹介記事。最近はオミクロン株の猛威が懸念されていますが、一時落ち着いたかに見えたコロナ禍の後でも生産や物流の現場ではまだ混乱が続いています。コロナによる経済への影響はこれからが本番だという声もあり、先行きは依然として不透明なままです。

自転車不足の果てに残った最後のロードバイクとは(ネタ投稿紹介)
今日は小ネタ紹介です。InstagramのおもしろミームアカウントFeedzonenewsが「自転車産業、ついに最後の1台になる」というタイトルの作品を投稿しています。特に破壊力が高い作品ではなく個人的な総合得点は星3.5という感じの佳作な...

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自転車不足・パーツ不足が解消するのは2023年?海外サイクリストが報告する注文やショップの状況
自転車パーツや完成車の品不足が続いていますが、果たしてこれは一体いつまで続くのか? そろそろ終わろうとしているのか? それとも…という話題が海外掲示板Redditに上がっています。スレ主さんは次のように書き込んでいます。 自転車不足は...

6〜4位 新型デュラエース関連記事

6〜4位は新型デュラエース関連記事でした。正式発表までに様々な憶測と妄想が飛び交い、情報リーク合戦にもなったR9200系。シマノにとっては最適のタイミングとは言えないリニューアルとなりましたが、セミワイヤレス・メカニカル非対応等、新時代の到来を強く感じさせる今年最大の新製品ニュースでした。

シマノ新型デュラエース(R9200系)最新情報:シフト動作が高速化している?
なかなか正式発表されない新型デュラエース(R9200系)ですが、7月6日、海外掲示板で興味深い小ネタ投稿を発見しました。一般ユーザーによる投稿なので信憑性は不明ですが、具体的な数字が出ているので参考情報として共有します(話半分でお読み下さい...
シマノがディーラー向けに新型デュラエースをオンラインで極秘紹介
先月2月22〜23日にかけて、シマノ・ヨーロッパが"Shimano Digital Launch 2021 - English Session"なるものを実施しました。ここでディーラー向けに新型デュラエースの簡単なプレゼンテーションが行われ...
シマノ新型デュラエースは7月26日までに発売される? ワイヤレス認証に必要なFCC認証申請を発見
シマノが2021年1月25〜26日にかけて、米FCC(Federal Communication Commission: 連邦通信委員会)に2件の「ワイヤレスデバイス」の認証申請文書を提出していることがわかりました。 Dura-Ace...

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シマノ新型デュラエースR9200についての海外メディアによるファースト・インプレッション
本日9月1日に発表されたシマノの新型デュラエースについて、Cyclingtipsのテクニカルライター、James Huang氏がYouTube動画でファーストインプレッションを公開しているのでその一部を抜粋して紹介します。同氏は2週間Dur...

3位 何故か登山用フリースの紹介記事

3位は筆者が個人的に愛用している登山系のフリースの記事です。もともと当ブログで紹介する予定はなかったのですが、あまりに良いものなのでサイクリングでも使っていますよ… とレビューしてみたところ予想以上の反響で驚きました。来年も良いものをご紹介できるよう頑張ります。

Mammut ゴブリンジャケット:フリースで迷ったらこれ買っとけ!と断言したい万能の1枚【アウトドア&真冬の観光サイクリングに好適】
2023年11月追記:筆者購入の2021年当時のモデルと比べ、現在は若干仕様が異なる場合があるようです。その点ご留意の上お読みいただけると幸いです サイクリング用ウェアではないのですが、MammutのGoblin Advanced M...

2位 インテグレーテッド・コクピットは誰のため?

2位は昨今のハイエンド・ロードバイクにおけるインテグレーテッド・システムに関する記事。超高性能であるのは間違いないものの、一般のサイクリストにはデメリットも大きく、この流れは如何なものか、という雰囲気が海外メディアを中心に少しづつ醸成されつつあるようです。

ロードバイクのインテグレーテッド・ハンドルは一般人向けではない
ハイエンド寄りのロードバイクではここ数年主流のインテグレーテッド・ハンドルについて、CyclingTipsのCaley Fretz, ライターのJames Huang, Dan Cavallari 3氏がYouTube動画で辛口の意見を述べ...

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Specialized Aethosは2022年以降のトレンドを変えるロードバイクになるか
ツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリアといったグランツールを走るトップ・プロロードレーサーたち。彼らが使用するバイクは市場でも入手可能な量産品であり、レース活動を行わないロードバイク愛好家にも「最高のバイク」として提供されています。 ...

1位 リムブレーキ vs. ディスクブレーキ論争

そして映えある1位は… リムブレーキとディスクブレーキを巡るミニ記事でした。海外レースで観察されたリムブレーキならではの見事なホイール交換シーンが話題に。しかしながらリムブレーキにこだわり続けてきたイネオス・グレナディアーズがついにディスクブレーキへの移行を見せたことも今年の大きい話題の1つでした。

わずか10秒の華麗なホイール交換で再燃するリム vs. ディスクブレーキ論争
UCIがロード世界選手権(9月19〜26日・ベルギーフランドル地方開催)での一幕を「見事なチームワーク」としてInstagramで紹介しています。リアがパンクしたのはイネオス・グレナディアーズ所属のジャンニ・モスコン(伊)。リムブレーキのP...
著者
マスター

2007年開設の自転車レビューサイトCBNのウェブマスターとして累計22,000件のユーザー投稿に目を通す。CBN Blogの企画立案・編集・校正を担当するかたわら日々のニュース・製品レビュー・エディトリアル記事を執筆。シングルスピード・グラベルロード・ブロンプトン・エアロロード・クロモリロードに乗る雑食系自転車乗り。

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